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ブラック企業に国が目を光らせる 中小企業の今後のあり方

厚生労働省が2014年8月21日、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組強化の一環として、2014年9月1日から、電話相談窓口「労働条件相談ほっとライン」を開設することを発表しました。

誰でも労働条件に関して、無料で相談できるというもので、匿名で相談する事も出来る。

違法な時間外労働・過重労働による健康障害・賃金不払残業などの労働基準関係法令に関する問題について、専門知識を持つ相談員が、法令・裁判例などの説明や各関係機関の紹介などを行う。

皆様こんにちは!助成金特化型の名古屋熱田社会保険労務士事務所です。助成金を貰うためにも愛知・名古屋の中小企業の労務管理は大変重要となります。弊事務所の無料メルマガ等で最新情報を学んでおきましょう!

さて今回は、ブラック企業についてです。皆様の会社はプラックでしょうか?それともホワイトでしょうか?

ブラック企業と呼ばれてしまう場合にも大きく分けると2種類あると思います。1種類目は従業員を大事にする気がないために違法状態であるブラックです。そして2種類目は、従業員を大事にしたくても、会社の経営状態からそう出来ないために違法状態であるブラックです。

社会保険労務士として、多くの愛知・名古屋の中小企業の経営者様とお話する機会がありますが、1種類目と2種類目の割合は大体半々のようです。

労務管理の専門家であり助成金特化型である社会保険労務士としての助言ですが、従業員を大事にする気がない経営者様に対しては、ほんの少しずつでいいですので、従業員を大事にしていく事をオススメしております。

具体的には、まずは最低賃金法を満たす事です。愛知・名古屋の中小企業の場合は、平成26年10月1日から平成27年9月30日までなら時給で800円以上、月給で139120円以上です。

最低賃金要件をクリアして少しずつでも従業員を大事にしていけば、従業員も頑張ってくれるようになり結果的には会社が潤います。会社の長期安定化という面から、経営者様にとって最終的には得なのです。

そして、1種類目・2種類目のブラック企業を問わず、愛知・名古屋の経営者様の頭を一番悩ませるのがお金の事です。先ほど申し上げた通り、ホワイト企業にするにはお金がかかるのです。

最低賃金法一つでも守るのにも人件費が多くかかるのです。

愛知・名古屋の多くの経営者様がこう思うはずです。「ホワイトを目指した方がいいのは分かったよ。うちだって出来ることならブラックよりホワイトがいいさ。だけどそんなお金がないからどうしたらいいの!?」

そこで活躍するのが助成金です。助成金はホワイト企業(あるいはホワイトを目指す経営者様)の特権です。

助成金を貰いホワイト企業を目指す事が出来ますし、ホワイトだからこそ助成金が貰えるのです。あなた様も助成金を活用し、ホワイト企業として会社の長期安定化を目指しましょう!

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