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働く60代後半が40%超える!

概要

総務省の労働力調査により、60代後半のうち働く人は2014年度に男女あわせて374万人となり、13年度より10%増えた事が判明しました。これは、60代後半の40.7%にあたり、5人に2人が働いている計算になります。




男女別にみると、男性は51%と16年ぶりに50%を超え、女性も31%と初めて3割を超えました。




男性就業者の働く理由は、「経済上の理由(60.3%)」が最も多く、「頼まれたから、時間に余裕があるから(12.1%)」「生きがい、社会参加のため(11.8%)」などが続きました。




社会保険労務士からの助言

愛知・名古屋の皆様こんにちは!助成金特化型の名古屋熱田社会保険労務士事務所です。助成金を貰うためにも愛知・名古屋の中小企業の労務管理は大変重要となります。弊事務所の無料メルマガ等で最新情報を学んでおきましょう!




今回は高齢者の就業状況に関する情報です。

愛知・名古屋の高齢者のうち、働く60代後半の割合が40%を超えているとの事です。男性に限って言えば51%との事ですので、半数以上の60代後半が働いている事になります。




助成金特化型の名古屋熱田社会保険労務士事務所からすると、真っ先に助成金との関係について考えてしまいます。

65歳以上の人材を新たに雇用した時の助成金として高年齢者雇用開発特別奨励金があります。週所定労働時間20時間以上30時間未満で新規雇用すれば40万円、週所定労働時間30時間以上で新規雇用すれば60万円が貰える種類です。




しかしながら、この助成金を活用している愛知・名古屋の中小企業はほとんどありません。65歳以上でなくても、60歳以上を新たに雇用した時の助成金として特定就職困難者雇用開発助成金がありますが、この助成金を活用している企業もほとんどないぐらいです。




まだまだ働きたいと考えている高齢者が半数近くいるというのに、これらの助成金を活用していないのは、大変勿体ない事です。




まとめ

愛知・名古屋の中小企業に、今回覚えておいて頂きたい事は、働きたいと考えている高齢者が半数近くいるという事です。




今後、若者がドンドンと減っていってしまいます。その為、企業間による若者の取り合いが激化する可能性があります。

その様な時に、今まで通り若者の新規雇用を中心としていくのであれば、若者にとって魅力的な求人募集をかける必要が出てきます。つまりは、より高い給料を支払ってくれる企業に若者は集まるのです。

そうなれば人件費が今までよりもかかるようになってしまいます。




そこで、助成金特化型の名古屋熱田社会保険労務士事務所として提案したいのは、高齢者の有効活用です。体力のあまりいらない仕事であれば、仕事をすぐに辞めてしまう若者よりも、高齢者の方が粘り強く働いてくれる場合もあります。

又、高齢者は比較的安い給料でも働いてくれる傾向があります。その為、高齢者に出来る仕事は高齢者に任せるべきなのです。




そうすれば、若者の取り合いによる人件費の高騰化も防げる上に、特定就職困難者雇用開発助成金や高年齢者雇用開発特別奨励金等を貰う事も出来るのです。




如何でしょうか。まだまだ、愛知・名古屋の中小企業は高齢者の新規雇用に消極的ではありますが、今後は少しずつ、高齢者の積極的活用を試みる事をお勧め致します。

名古屋熱田社会保険労務士事務所は愛知・名古屋の中小企業様のご発展ご繁栄を応援しております!




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